パプリカ

【パプリカの保存方法】長持ちさせるコツや冷凍・冷蔵のやり方と保存期間を管理栄養士が解説します

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【パプリカの保存方法】長持ちさせるコツや冷凍・冷蔵のやり方と保存期間を管理栄養士が解説します

広田千尋

管理栄養士。保育園、保健センター、病院で幅広い年代の栄養サポートに携わる。現在はフリーランス管理栄養士/ライターとして活動中。コラム執筆のほか、レシピの提案などを行っている。プライベートでは1児の母であり、身近にある材料で栄養満点なご飯を作れるよう奮闘中。HP:https://hirotachihiro.com/

料理に彩りを添えてくれ、甘さやシャキシャキとした食感を楽しめるパプリカ。
しかし、なかなか使い切れずに傷ませてしまう方も多いのではないでしょうか。
パプリカが長持ちする保存方法や冷凍保存の方法を知り、パプリカを最後までムダなく使い切りましょう!

今回の記事では「パプリカの保存方法」について、管理栄養士が解説します。

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パプリカの保存方法と保存期間

パプリカの保存方法と保存期間は下記のとおりです。

・冷凍保存:約1ヶ月
・冷蔵保存(丸ごと):約1週間~10日
・冷蔵保存(使いかけ・カットしたもの):4~5日

パプリカを長持ちさせたい場合は、約1ヶ月保存できる冷凍保存がおすすめです。

冷凍しても食感の変化が起きにくく、炒め物やスープなどに使えます。

丸ごとのパプリカは、涼しい時期は常温保存もできますが、適切な保存温度は10~14度程度のため、基本は冷蔵保存がよいでしょう。

冷凍・冷蔵の保存方法をそれぞれお伝えします。

【冷凍】長持ちさせたい場合(保存期間の目安:約1ヶ月)

パプリカが余ってしまった場合や、たくさん手に入った場合は、冷凍保存が便利です。

使いやすい大きさに切り、水気をしっかりふき取ってから冷凍用保存袋に入れます。

パプリカ同士がくっつかないように平らにすると、使いたい分だけ使いやすくなります。

冷凍したパプリカは、生で食べると食感の変化が気になってしまうため、加熱料理に使いましょう。

炒め物やスープにすると、食感が気にならず、料理に手軽に彩りをプラスできます。

解凍するとべちゃっとしてしまうため、凍ったまま加熱するようにしましょう。

【冷蔵】すぐに使い切る場合

パプリカの冷蔵保存の方法は「丸ごとの場合」か「使いかけ・カットした場合」によって異なるため、分けて紹介します。

丸ごとの場合(保存期間の目安:約1週間~10日)

丸ごとのパプリカは、キッチンペーパーに包んでからポリ袋に入れると乾燥しにくくなり、長持ちします。

冷蔵室では温度が低いため、パプリカのちょうどよい保存温度になる野菜室で保存しましょう。

使いかけ・カットした場合(保存期間の目安:4~5日)

使いかけやカットしたパプリカは、種やワタを取ってからラップでぴっちりと包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。

種やワタから傷みはじめるため、取っておくと長持ちしやすくなります。

切ってしまうと4~5日程度しか日持ちしないため、使う予定がない場合は傷む前に冷凍保存をしましょう。

保存期間が長すぎて傷んでしまった場合は?

パプリカを長く保存していると「まだ食べられるかな?」と不安になるかもしれません。

パプリカが傷んだサインを知っておきましょう。

・汁が出ている
・粘り気が出ている
・カビが生えている
・ぶよぶよとしてやわらかい
・腐敗臭やツンとした臭いがする

このようなサインが見られたら、食べるのはNGです。
もし食べてしまうと、腹痛やおう吐などを引き起こすかもしれません。

保存状態や、もともとのパプリカの状態によっては、保存可能な期間より早く傷んでしまうこともあります。
しっかりと様子を確認して使うようにしましょう。

パプリカを正しく保存して、ムダなく使い切ろう!

今回の記事では「パプリカの保存方法」について、管理栄養士が解説しました。

パプリカを長持ちさせたいときは、切ってから冷凍しておくと便利です。
また冷蔵保存する際も、キッチンペーパーで包んだり、種やワタを取ったりするなどひと手間かけておくと長持ちしやすくなります。
ぜひ上手に保存して、パプリカをおいしく使い切ってくださいね。

パプリカの育て方 〜収穫時期やタイミングと保存方法〜

パプリカの収穫の秘訣は「じっと待つ」です。というのも、品種にもよりますが未熟果を収穫するピーマンと違い、パプリカは果実は完熟するまで約3週間ほどかかるからです。虫から守って、収穫まで大事に育てたパプリカの収穫をご紹介します。

目次

パプリカの収穫

5月の初旬にsana gardenで植え付けたパプリカが、やっと赤く熟しました!  喜びの収穫です♪  sana gardenのパプリカの調子が悪かったので、ここまで育つのにかれこれ3か月ほどかかりました。  皆さんもこの収穫のために、頑張ってきましたね。  収穫おめでとうございます♪  未熟果を収穫するピーマンと違い、パプリカは果実の色が約3週間ほどかけて完熟になります(品種にもよります)。  今回sana gardenで育てたパプリカは、ゆっくり緑から赤に変化しました。

未熟果を収穫するピーマンと違い、パプリカは果実の色が約3週間ほどかけて完熟になります(品種にもよります)。今回育てているパプリカは、ゆっくり緑から赤に変化しました。

さて、収穫しましょう!かなり太くなったパプリカのヘタの付け根をハサミでカットします。

さて、収穫しましょう!かなり太くなったパプリカのヘタの付け根をハサミでカットします。

排水溝のネットで害虫の侵入からパプリカを守ってきた甲斐がありました。オオタバコガやタバコガの被害のない、艶々なパプリカが収穫できました。

排水溝のネットで害虫の侵入からパプリカを守ってきた甲斐がありました。オオタバコガやタバコガの被害もなく、艶々なパプリカが収穫できました。

パプリカの収穫時期

4月下旬~5月上旬に植え付けたパプリカは7月~10月が収穫時期です。収穫できる期間が長い野菜なので、肥料切れに注意しましょう。

収穫のタイミング

色づいたパプリカを収穫したいなら、収穫の秘訣は「じっと待つ」。収穫できるサイズのパプリカがグリーンから赤やオレンジなどの完熟になるまでには、平均して3週間ほどの期間を要します。

未熟果は食べられる?

色づく前のグリーンのパプリカも食べることができます。パプリカは色づくためにはとてもたくさんのエネルギーを要します。そのため、1株で収穫できる完熟果は未熟果を収穫するためのピーマンより少なめです。株を疲れさせずに秋まで収穫するために、前半はグリーンの状態で収穫、後半は完熟させて収穫することもできます。

パプリカの葉も食べられる

ピーマンを栽培している生産者の方に話をお伺いすると「ピーマンの葉も食べられますよ」と教えてくれました。そのため、ピーマンと同じ種類であるパプリカの葉も美味しくいただけます。

少し混み入った、密集している箇所の葉を収穫しましょう。食べ方はピーマンの葉と同じく、つくだ煮のように甘辛く煮たり、お浸しにしたり、炒めたりしていただきます。灰汁(あく)が気になるようでしたら、軽く湯通ししてから調理に使用してください。

引き続きパプリカの害虫対策

また、新しい未熟の緑色パプリカが大きくなってきましたので、前回と同じように排水溝のネットをかけて害虫対策をしていきたいと思います。

また、新しい未熟の緑色パプリカが大きくなってきましたので、前回と同じように排水溝のネットをかけて害虫対策をしていきたいと思います。

ネットを被せても隙間から害虫が侵入したり、ネットの穴から食べられてしまうこともありますが、被せないより被せたほう方が間違いなく被害は減ります。  熟していくまでの道のりは長いので、大事にパプリカを育てていきましょう。

ネットを被せても隙間から害虫が侵入したり、ネットの穴から食べられてしまうこともありますが、被せないより被せたほう方が被害は減ります。熟していくまでの道のりは長いので、大事にパプリカを育てていきましょう。

他のパプリカも次々色付いてきました。これからもパプリカの収穫が楽しみです。

他のパプリカも次々色付いてきました。これからもパプリカの収穫が楽しみですね。

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パプリカの保存方法

パプリカはそのままでも甘味があるため、生食でも美味しくいただけます。  中の種やワタを取り除き、お好みの大きさに切って使用します。  今回は、sana gardenで育てているオレガノで作ったハーブソルトの「オレガノソルト」で味付けして、オリーブオイル、同じくsana gardenで育てているイタリアンパセリを盛り付けてパプリカサラダを作りました。

収穫したパプリカは、採りたてをいただきましょう。

生食OK

パプリカはそのままでも甘味があるため、生食でも美味しくいただけます。

中の種やワタを取り除き、お好みの大きさに切って使用します。

今回は、sana gardenで育てているオレガノで作った「オレガノソルト」で味付けして、オリーブオイル、同じくsana gardenで育てているイタリアンパセリを盛り付けてパプリカサラダを作りました。

パプリカの皮むき

どうしてもパプリカの皮を取り除きたいときは、皮の表面が焦げるまで火であぶります。その後パプリカを冷水に入れると、皮がむきやすくなります。

冷蔵保存

一般的にパプリカは、野菜室で保存します。1週間ほどで使い切れないようでしたら、冷凍保存をおすすめします。

冷凍保存

お好みの大きさにカットしたら、密封袋に入れ冷凍するだけです。自然解凍で、そのままマリネなどの料理にも使用できます。

パプリカは南アメリカの熱帯地方が原産のため、生育適温は25~30℃で高温を好みますが、じつは10月頃まで長く収穫できます。元気に育てて、じっくり長く収穫して下さい♪

2025年7月25日 パプリカ に 害虫 ホオズキカメムシ

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パプリカに発生する害虫、ホオズキカメムシについてですね。ホオズキカメムシは、パプリカを含むナス科の植物を好む害虫で、葉や茎、果実を吸汁し、生育を阻害します。

ホオズキカメムシの特徴:

  • 外見:幼虫は白っぽく、成長すると黒褐色になります。成虫は1cm程度の大きさで、腹部の尾側にある黒い正三角形の模様が特徴です。
  • 発生時期:6月から10月頃にかけて活動します。
  • 被害:葉や茎を吸汁し、生育を阻害します。果実を吸汁すると、変色や傷みの原因になります。
  • 臭い:刺激を与えると、特有の悪臭を放ちます。

対策:

  • 早期発見・駆除:葉の裏に卵が産み付けられることがあるため、孵化前に取り除くことが重要です。
  • 薬剤散布:適用のある農薬を散布します。数が少ない場合は、ガムテープなどで捕獲する方法もあります。
  • 環境整備:近くの雑草を除去し、風通しを良くすることで、発生を抑えることができます。
  • 忌避剤:ハッカ油や木酢液など、カメムシが嫌うものを利用するのも効果的です。
  • 物理的駆除:ペットボトルを利用して捕獲する方法もあります。

その他:

  • ホオズキカメムシは、パプリカだけでなく、ピーマン、ナス、トマトなど、ナス科の植物全般に発生します。
  • カメムシの被害と病気を間違えないように注意が必要です。
  • 発生初期に適切な対策を講じることが重要です。

参考資料:

  • ピーマン栽培で気をつけるべき害虫は?特徴や防除方法を教えて – YUIME Japan
  • ホオズキカメムシを駆除!その方法と予防対策とは?- 施設園芸.com
  • 新・旬の風 604≫ ホオズキカメムシ – 山川草木・動物 歳時記 Ⅱ
  • パプリカ – ガーデニングQ&A – アース製薬
  • ・ピーマンやトウガラシの、ホオズキカメムシによる被害 … – Jimdo
  • ホオズキカメムシは予防が大切!おすすめの防除対策3選 – 施設園芸.com
  • 【カメムシ対策】カメムシ被害の効果的な予防方法・駆除方法を解説!- www.sc-engei.co.jp