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ポテトサラダやコロッケなど、さまざまな料理に大活躍のじゃがいも。鍋で茹でるよりもレンジで加熱する方が簡単ですが、パサパサしたり加熱ムラができたりと意外に難しいものです。
この記事ではじゃがいもをレンジで加熱するコツと、その方法について写真付きで詳しく紹介します。
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- じゃがいもがパサつく…失敗の原因は加熱のしすぎ!
- じゃがいものレンジ加熱時間のめやす
- ポテトサラダやコロッケなら【丸ごとレンジで加熱】
- 炒め物や煮物の下茹でには【切ってからレンジで加熱】
- レンジで簡単!じゃがいもを使ったレシピ
- 上手に加熱してじゃがいも料理を楽チンに
じゃがいもがパサつく…失敗の原因は加熱のしすぎ!
じゃがいもをレンジで加熱したとき、パサつく、硬くなるなどの失敗の原因は加熱のしすぎが考えられます。
レンジは加熱するときに水分を飛ばしてしまう性質があることと、じゃがいもはほかの野菜に比べると水分が少ないため、加熱しすぎることでパサパサしてしまいやすいのです。
じゃがいものレンジ加熱時間のめやす

じゃがいもをホクホクにおいしく加熱するには、加熱を長くしすぎないこと、また水分が飛ばないように工夫するのがポイントです。
600Wでじゃがいも1個を加熱する時間の目安は、丸ごとの場合は3分ほど、切ってからの場合は1分30秒~2分ほどです。
また水分が飛ばないようにするには、切ってから加熱するよりも、丸ごと加熱する方がおすすめです。切り口から水分が飛ばないため、丸ごと加熱する方が失敗しにくくなります。
もし切ってから加熱する場合は、1個につき水を小さじ1ほど入れて加熱しましょう。じゃがいもの大きさをなるべく揃えて切るのも加熱ムラを防ぐポイントです。
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ポテトサラダやコロッケなら【丸ごとレンジで加熱】

ポテトサラダやコロッケなど、じゃがいもをつぶす料理に使う場合は、丸ごとレンジで加熱しましょう。
丸ごと加熱する方が水分が飛びにくいだけでなく、皮も手で簡単にむけるので時短になります。
加熱時間は電子レンジ600Wで1個あたり、中くらいなら3分ほど、大きめなら4~5分が目安です。
▼じゃがいもはアク抜き不要?
じゃがいもに含まれる“アク”は料理にどんな影響をもたらすのでしょうか。電子レンジで加熱した結果は…こちら。

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丸ごとレンジで加熱する手順
1.じゃがいもをよく洗い、芽があれば包丁で取り除く。皮にぐるりと一周、切り込みを入れておく。
2.水けがついたままラップで包み、電子レンジ(600W)で3分加熱する。
3.竹串かつまようじをラップの上から刺してみて、硬いようであれば20秒ずつ追加して加熱する。
4.粗熱が取れたらラップを取り、切り込みを入れた部分から手で皮をむく。
皮をむいたら温かいうちにつぶして調理しましょう。
炒め物や煮物の下茹でには【切ってからレンジで加熱】

炒め物や煮物などに使うために下茹でしたい場合は、皮をむいて切ってからレンジで加熱します。
加熱ムラをなくすために、なるべく大きさを揃えて切りましょう。またボウルに入れるよりも、平たい耐熱皿に並べた方が加熱ムラが起きにくくなります。
切り口から水分が蒸発しやすいため、じゃがいも1個当たり水小さじ1を加えて加熱してください。加熱時間は中1個で1分30秒~2分ほどが目安です。
切ってからレンジで加熱する手順
1.じゃがいもはよく洗って皮をむき、芽を取り除く。使いたい大きさに切り、5分ほど水にさらしておく。
2.平たい耐熱皿に並べ、水小さじ1を振り、ラップをふんわりとかける。
3.電子レンジ(600W)で1分30秒~2分加熱する。竹串かつまようじを刺してみて、硬いようであれば10秒ずつ追加して加熱する。
粗熱がとれるまでラップをしたまま蒸らすことで、よりしっとりと仕上がります。
レンジで簡単!じゃがいもを使ったレシピ
レンジで簡単にできるじゃがバターをはじめ、じゃがいもを使ったレシピを紹介します。
基本の「じゃがバター」
ホクホクとしたじゃがいもに、じゅわっとしたバターがおいしいじゃがバター。レンジであっという間に調理できます。
材料(1人分)
じゃがいも…1個
バター…5~10g
作り方
1.じゃがいもをよく洗い、芽があれば包丁で取り除く。
2.水けがついたままラップで包み、電子レンジ(600W)で3分加熱する。
3.手で触れるくらいの熱さになったらラップを取り、十字に切り込みを入れてバターを載せる。