ネチケットの基礎ルール
ルール1 みな人間であるということを忘れない
あなたのメールや書き込みを読む人は、やはり感情を持った一人の人間であり、あなたのメッセージがその 人の感情を害する可能性があるということを決して忘れないこと。
付則1 ひとの感情を害するのは賢明ではありません。
付則2 面と向かって言えないようなことは決してメールしたり、書き込んではいけません。
付則3 罵倒(flaming)をする時は、読んでいる人にそのことを知らせること。
ルール2 オンラインでも普段の生活で守っているのと同じ行動の基準に従うこと。
付則1 倫理を守ろう。
付則2 法律を破ることはネチケット違反です。
ルール3 自分がサイバースペースのどこにいるかを知っておくこと。
付則1 ネチケットは場所場所で異なっています。
付則2 書き込む前に、のぞき込むこと。
ルール4 他の人の時間とバンド幅を尊重すること。
付則1 あなたが今しようとしていることが、世界でもっとも重要なことであると思ってもいいが、しかし 他の人もそう思うだろうと期待しないこと。
付則2 書き込みは、自分の書こうとする内容にふさわしい適切なディスカッショングループで行うこと。
付則3 ディスカッショングループに対して、調べればすぐに分かるような質問をしないようにしよう。
付則4 FAQ(よくある質問と回答集)の文書を読もう。
付則5 ディスカッショングループに書き込むよりも個人的なメールの方が適切な場合は、メールを使うこ と。
付則6 登録や退会については、ディスカッショングループの書き込み用の場所に送らず、入退会用のアドレスに送ること。
付則7 誰でも知っているような情報を書き込んで、専門家の人々の時間を無駄にしないように。
付則8 共通の関心を持って集まったディスカッショングループの前提に賛同できない場合、そのグループ の考えがおかしいなどということを言うためにそのメンバーの時間とバンド幅を浪費したりさせ たりするようなことをしないように。ただ立ち去るだけにしよう。
ルール5 オンラインでは、いいかげんな表現をしない。
付則1 書き込みをする前に、文法と文字をチェックすること。
付則2 何を話しているかを忘れずに、またわかってもらえるようにしよう。
付則3 罵倒をさそうようなことは書き込まない。
ルール6 専門の知識を分かち合おう。
付則1 ディスカッショングループに質問を書き込んだ人に、答えを書き込み、助けてあげよう。
付則2 書き込んだ質問に電子メールで回答を受け取ったら、整理して、その概略をディスカッショング ループに書き込むこと。
ルール7 罵倒戦争(flame war)を自制しよう。
付則1 売られたケンカも買わないようにしよう。
付則2 文字や表現の間違いを指摘する罵倒(flame)は、やめておくこと。
付則3 もし罵倒の書き込みをし、あるいは罵倒戦争を続けてしまったら、謝ろう。
ルール8 ひとのプライバシーを尊重しよう。
他人の個人的なメールを読んではいけません。
ルール9 権力を乱用しないこと。
権力を持てば持つほど、その力を適切につかうことが重要になります。
ルール10 ひとの過ちには寛容に。
あなたもかつてはネットワーク初心者だったのだから!
Copyright by Virginia Shea
訳 松本 功(訳注☆) 協力 菊地敦子(訳注※)